国内外共にファンが多く、フィギュアスケート界の王子と呼ばれる羽生結弦(はにゅう ゆずる)選手。羽生結弦選手の海外の反応&人気が気になる方も多いかと思います。
羽生結弦の海外の反応
2019年世界フィギュアスケート選手権は今月の18日から24日までさいたま市で開催されていましたね。フィギュアスケートといえば日本では大人気の競技ですし、しかも今回開催国ということで、日本中が注目していたのではないでしょうか 🙂
ドイツの国民的ニュース番組「tagesschau (ターゲスシャオ) 」でも、記事が公開されていました。記事の一部を下記に訳して引用として使用させて頂きます。
世界フィギュアスケート選手権の開催国日本はほっと安堵した。大会中最後の競技にてやっと1つめのメダル獲得を果たしたのだ。しかし優勝したのはアメリカの選手だった。
tagesschau, Zwei Fabel-Kür-Läufe von Hanyu und Chen bei Weltmeisterschaft, “Chen verteidigt Eiskunstlauf-Titel – Erste Medaille für Japan“,Stand: 23.03.2019 17:30 Uhr
羽生結弦選手がフリースケートにて銀メダルを獲得されました。
今回活躍された3人の選手(羽生結弦選手、ネイサン・チェン選手そしてヴィンセント・ジョウ選手)について、以下にまとめてみました。
世界フィギュア選手権で活躍した選手たち
羽生結弦
羽生結弦選手は、宮城県出身の24歳。2014年のソチオリンピック(ロシア)と2018年の平昌オリンピック(韓国)で共に優勝の実績を誇ります。
フィギュアスケート羽生結弦選手のメッセージをお届けいたします。3つのパートを続けてご覧ください。#SkateForward明るい未来へ #フィギュアスケート #羽生結弦 #YuzuruHANYU pic.twitter.com/dLTCHA07Z5
— 公益財団法人日本スケート連盟 (@skatingjapan) May 6, 2020
男子シングルで2大会連覇を達成する快挙は66年ぶりということで、その凄さが伝わってきますね。羽生結弦選手はその他世界選手権や全日本選手権でも数々の優勝の実績をお持ちで、2018年4月までおよそ半年の間世界ランキング1位に輝かれていらっしゃいました。
ネイサン・チェン
そして今回見事金メダルを獲得されたのが、中国系アメリカ人のNathan Chen (ネイサン・チェン) 選手。ソルトレイクシティ出身の19歳です。全米選手権では2017年から今年まで3連覇を果たされた実績をお持ちです。
ネイサン・チェン選手は世界選手権でも去年と今年2連覇されているということで、お若いだけあってここ数年でどんどん実績を伸ばしていっている選手のようですね。
2018年より言わずと知れた名門校、イェール大学に進学され、統計学と医学を専攻されているそうです。ネイサン・チェン選手は学問とスケートを両立されている、これぞまさに「文武両道」といった感じの非常に多彩な選手ですね。
ヴィンセント・ジョウ
今回銅メダルを獲得されたのは、中国系アメリカ人のVincent Zhou (ヴィンセント・ジョウ) 選手。サンノゼ出身の18歳です。2017年の世界ジュニア選手権では見事優勝の実績をお持ちです。
ヴィンセント・ジョウ選はまだ18歳ながら確実に実績を伸ばし始めている選手で、今後の男子フィギュア界では目が離せない存在になりそうです。
フィギュアスケートは東アジアで人気?
体格による向き・不向き
今回の結果を見ても、フィギュアスケートは東アジア人が得意なスポーツなのかな?という印象があります。しかも東アジアで特に大人気ですよね。やはり跳んだり回転したりと、身軽さが有利になるスポーツだと思うので、それもあって華奢な東アジア人に向いているのかもしれません。
見た目的にも東アジア人好みなのかもしれません – 王子様/お姫様を連想させるようなエレガントな衣装で、氷の上をクラシック音楽に合わせて優雅に舞う姿は確かに美しいですよね。
ドイツではフィギュアスケートは日本ほどは、というか日本よりも全然人気ではないので(ドイツはやはりとにかくサッカー。あとはハンドボールやテニスなども人気です。球技メインですね。)、なぜ日本や東アジアではフィギュアスケートがこんなにも人気なのか、と考えるようになりました。
東アジアの人々は「姫/王子」が好き?
おそらくドイツ人でフィギュアスケートでそんなに有名な選手がいないのと、ドイツ人はフィギュアスケートのエレガント感(王子様/お姫様感)にそんなに惹かれないのだと思います。
例えば、日本人はいわゆる「マリーアントワネット的な」中世ヨーロッパ風の家具や食器などのインテリアを美しい!と思う方(特に女性)が沢山いらっしゃると思いますが、ドイツ人(ヨーロッパ人?)は意外にも全然です(笑)
特に若い世代はすっきりとシンプルでモダンな食器や家具などを好む傾向にあり、いわゆる「中世ヨーロッパ風」のものは「おばあちゃん世代のもの」と感じている方が多いです 😀 日本人的には意外かもしれませんね。
日本人の方が、伝統的な日本のものも、若い世代含め今でも愛しているかもしれません。京都風の小物などは、今でも若い人にも人気ですよね。食器も、和風のものは今でも人気があると思います。
確かに家具まで日本風にする若者はあまりいないかもしれませんが…。
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