【小林陵侑 海外の反応】予選首位突破 – マルクス・アイゼンビヒラーを抑える/ノルディックスキージャンプ 男子

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またまた、スキージャンプの話題です。前回、小林選手のオーベルストドルフでの活躍がドイツで大々的に報道されていた記事からのフォローアップということで、書かせて頂きます。

小林陵侑かアイゼンビヒラーか?

オーベルストドルフの報道から約1週間たち、今度はオーストリアのインスブルック (Innsbruck) からのニュースが入ってきました。ドイツの反応を見てみましょう。

1月2日の時点では、小林陵侑選手かアイゼンビヒラー選手のどちらが勝利するかを議論する記事がドイツの国民的ニュース番組「tagesschau (ターゲスシャオ) 」で公開されていました。記事の一部を訳して、下記に引用として使用させて頂きます。

ハーフタイムの時点で1,28メートルしか差がない、先を走る小林と彼に挑戦するアイゼンビヒラー。誰がツアー優勝を果たすのか?極東から来たかつてのずぼらな才能か、またはズィークスドルフ (Siegsdorf, ドイツ南東にある町) 出身の遅咲きか?

TAGESSCHAU, Halbzeit bei der Vierschanzentournee, “Kobayashi vs. Eisenbichler – Krimi um den Tournee-GesamtsiegStand: 02.01.2019 17:45 Uhr

小林選手の普通の若者らしい一面

小林:ポルシェよりトレーニング − 優勝候補は小林だ。9つの大会中6つで勝利するという、11年前のトーマス・モルゲンシュテルン(Thomas Morgenstern) (6大会中6勝利) 以来最高のシーズンスタートを切っただけではない。長年ずぼらだと思われてきた小林だったが、フィンランド人トレーナーのヤンネヴァータイネン (Janne Väätäinen) が彼のスイッチを入れることに成功。去年の夏はナイトクラブ、スポーツカーやテレビゲームの代わりにトレーニングに集中した。結果は伴った。『小林は、ポルシェを運転する以上にもっとやるべきことがあると理解した時、調子が出てきた。』とトレーナーは語った。

TAGESSCHAU, Halbzeit bei der Vierschanzentournee, “Kobayashi vs. Eisenbichler – Krimi um den Tournee-GesamtsiegStand: 02.01.2019 17:45 Uhr

ナイトクラブやテレビゲームが好きというのは、いかにも20歳前後の普通の若者って感じで共感がわきますよね(笑)ポルシェはさすがですね。私が20歳前後の頃、周囲でポルシェを乗り回している仲間はさすがにいませんでした(笑)

いずれにせよ、日本から遠く離れたドイツのメディアで、このように小林陵侑選手の普段の一面が垣間見えるような描写も交えて伝えられるというのは、本当に今回ものすごく注目されているという証拠ですよね。

インスブルックでの予選結果

そして、先ほど同じくターゲスシャオでは、 ノルディックスキーのワールドカップ (W杯) ジャンプ男子 に関して、 インスブルックにて本日行われた予選の結果をレポートしていました。こちらに関しても記事の一部を訳して、下記に引用として使用させて頂きます。

ドイツのニュースですから、もちろんドイツの選手をメインに取り上げていますが、1位の小林陵侑選手についてもしっかり報道されています。

自信を持って前へ前へと飛ぶ小林陵侑。一方、ドイツ期待のアイゼンビヒラーは飛距離が伸びず勢いに欠ける。予選は突破したものの、自身のパフォーマンスに納得がいかない。

TAGESSCHAU, Vierschanzentournee in Innsbruck, “Eisenbichler fliegt in Innsbruck-Qualifikation weit hinterher“, Stand: 03.01.2019 15:50 Uhr

といった内容。116メートル止まりの記録となったアイゼンビヒラー選手は、飛んでいる最中に腕のポージングを直さなければなかなかったということで、悔しい結果となりましたが「これが予選でよかった」と話しており、あくまで冷静だということでした。

ジャンプって飛距離だけでなくスタートから飛んだ瞬間、跳躍中と着地まで一連のポージングの美しさも評価に関係するのですよね。もちろん、ポージングが乱れる程飛距離も伸びない(その逆もしかり)、という論理的な関係性もあるのでしょう。

小林陵侑選手についてはこう報道されています:

小林 – 3人目の予選突破者、3度目の勝利 − アイゼンビヒラーの最も手ごわいライバルは、一方で納得のいくパフォーマンスを披露している。チェコのロマン・コウデルカ (Roman Koudelka) とノルウェーのヨハンアンドレフォルファング (Johann André Forfang) の記録を上回る126.5メートルという記録により、日本の小林は自信を持って予選で首位にたった。小林はこれまでのツアーで2度目の予選で勝利を飾り、オーベルストドルフ とガルミッシュ・パルテンキルヒェン (Garmisch-Partenkirchen) での両方の大会で勝利を飾っている。

TAGESSCHAU, VIERSCHANZENTOURNEE IN INNSBRUCK, “EISENBICHLER FLIEGT IN INNSBRUCK-QUALIFIKATION WEIT HINTERHER“, STAND: 03.01.2019 15:50 UHR

選手の皆さん、引き続きおのおの全力を出し切って納得のいくパフォーマンスができると良いですね。

オーストリアと言えば…

最後に、完全に余談ですがオーストリアに関する話題ついでに書かせて頂きます。

インスブルックといえばすぐそばに山が見える、非常に美しい街並みの町ですよね。オーストリアと言えばウィーン (Wien) やザルツブルク (Salzburg) が有名で人気の旅行先かと思いますが、インスブルックも訪れる価値が非常に高い町としてヨーロッパでは知られています。私は残念ながらまだ訪れたことがありませんが、訪れたい町リストには確実に入っています…!

オーストリアもドイツ語圏ですが、ドイツのドイツ語とは異なる部分が結構あります。例えば「Quark」 (クワーク:脱水ヨーグルトみたいなもので、ドイツでは安価で栄養豊富なため日常的に食べる家庭が多いです) のことをオーストリアでは「Topfen」(トプフェン) と呼んだりします。ウィーンのスーパーで発見してびっくりしたのを今でも覚えています(笑)

単語が違うと完全に別物に聞こえますよね!日本でいう方言に近いような感覚だと思います。

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