【ローランギャロス 海外の反応】大坂なおみ, カテリーナ・シニアコバに惨敗/赤土とパワーテニスは不適合?

スポーツ

今回は女子テニスの話題です。2018年の全米オープンと2019年の全豪オープンを連覇した、現在女子テニス世界ランク1位の大坂なおみ選手。

5月20日から開催されている今年の全仏オープン(通称ローランギャロス)では大変苦戦され、思い通りの結果を残すことができなかったようです。米セリーナ・ウィリアムズ選手も苦戦した

ドイツの国民的ニュース番組「tagesschau (ターゲスシャオ) 」でも、記事が公開されていました。記事の一部を下記に訳して引用として使用させて頂きます。

世界ランク1位の大坂なおみ(日本)は3セットマッチで2度ギリギリで勝利した後、3ラウンド目で大敗退した:2018年の全米オープンと2019年の全豪オープンの覇者は世界ランク42位のチェコのカテリーナ・シニアコバ (Katerina Siniakova) に4:6, 2:6で敗れた。

TAGESSCHAU, French Open, 3. Runde “French Open – Struff weiter, Williams raus” Stand: 01.06.2019 20:17 Uhr

全仏オープンについておさらい

まず全仏オープンについて簡単におさらいしてみましょう。

全仏オープンは、毎年5月下旬から6月上旬にかけて約2週間フランス パリのブローニュの森にあるスタッド・ローラン・ギャロス (Stade Roland Garros) で開催される、テニスの4大国際大会(グランドスラム – ウィンブルドン、全米、全豪、全仏)のうちの1大会です。

やっかいな赤土

テニスプレイヤーまたはファンの間ではそのやっかいな赤土で有名です(クレイコートはグラスやハードコートに比べて球速が遅くなるので、ラリーが長く続く傾向にあり、体力勝負の持久戦となりがちです。暑くなり始めたこの季節、辛いですよね。土ということで滑りやすいのも特徴)。

創設された120年以上前から赤土を使用し続けている、グランドスラム中唯一の大会です。赤土はフランス産の高品質な赤レンガを砕いて作っているとか。すごいこだわりですよね。

ローラン・ギャロスはフランスのパイロット

馴染みがないと「ローラン・ギャロスとは一体??」と聞きなれない名前かもしれませんが、ローラン・ギャロスは第一次世界大戦中に地中海横断飛行に世界で初めて成功した、フランスの英雄的パイロットです。

全仏オープンの会場となるテニスコートは彼の功績を讃えて名付けられたそうですが、飛行家とテニスとの関係性は不明です…。

大坂選手苦戦の原因

さて、そんな全仏オープンでテニスの女王、大坂なおみ選手がなぜこんなにも苦戦したのでしょうか?1つ言えるのは、大坂選手は強力なストロークで決めに行くパワーテニスを得意とします。

そのプレイスタイルが、ローランギャロスの赤土コートでは活かしづらかったのではないでしょうか。今回、米セリーナ・ウィリアムズ選手も苦戦したというニュースからもそう推測できます。

クレイコートは絨毯のようにパワーショットのパワーを吸収する傾向にあります。

そのため、グラスやハードなど他のコートでは簡単に決め球となるショットも、赤土に勢いを奪われて、相手が返せてしまうレベルになってしまったのではないでしょうか。

そうすると渾身のショットを打っても打っても決まらない、他のコートでは決まるのにおかしい、と精神的にもイライラしますし、持久戦になるのでもちろん疲弊します。自滅しやすくなる典型的なパターンです。

粘り勝ちの戦術

私は長年テニスをプレイしているため、この気持ちはすごく良くわかります。チェコのシニアコバ選手は試合の序盤は大坂選手の球についていくのにただただ必死といった様子だったようですが、まさに粘り勝ちですね。

簡単に決めさせない。返してさえいれば相手がミスする時が来る。それを1ポイント1ポイントと蓄積させて勝利にたどり着く。派手さはないけれど、持久力と忍耐力に長けた選手には十分可能な戦術です。

私も似たような戦術で格上だと思われた相手にタイブレークの末勝利したことがあります。

最初は粘るのに必死でも、そうしているうちに自分も相手の球に慣れてきて返すのがそんなにしんどくなくなってきますし、一方で相手の方は「格下の相手なはずなのになぜ決まらないのだろう」とメンタル的に追い詰められていくため、徐々にネット、アウトやダブルフォルトなどの自滅が増えていくんですね。

するとこっちとしてはボーナスのようなもの。

粘ってないのに得点が自分に加算され始めます。

もちろん、この戦略が通用するのは相手のタイプやコートのコンディションによりけりですが、テニスプレイヤーで持久力に自信があれば、意外と使える戦略です。

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