シングルx一人暮らしには辛い【新型コロナ対策 ドイツの反応】3人以上の集会禁止でほぼロックダウン!乗り切り方

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Bitte Abstand halten=距離を保ちましょう

ここ数日、ドイツではどこへ行っても「Bitte Abstand halten」(距離を保ちましょう)というフレーズばかりを目にしますね。

スーパーなどでは、1,5 mから2 mほど各個人が距離を保てるように、お店への入場制限をしたり(マツキヨのようなドラッグストアでは20人まで、など見かけます)肉や魚売り場など店員さんと会話が必要なエリア、またレジなどでは床に「これ以上近づくな」的な線が目安としてテープで貼ってあります。

日本のマスク vs. ドイツの「距離を空ける」

日本はとにかく「マスク、マスク」なカルチャーですが、ドイツはマスクよりも「他人に近づかない」「感染しないだけの十分な距離を空ける」ことに重きを置いています。マスクにはほとんど効果がない、という科学的根拠がドイツでは論じられがちですが、実際のところどうなのでしょうね。この点に関しては私はドイツ式を支持しているので、マスクは付けず距離をとる派です。

なぜ日本人はあんなにも皆が皆マスクをつけるのでしょうか?外でマスクをつけていない人がいたらちょっとおかしく見えてしまうほどに、最近は「マスクがデフォルト」な社会だと聞きました。

ドイツはほぼロックダウン

さて、新型コロナウイルス対策としてドイツ政府はフランス、イタリア、スペインや最近ではイギリスのような「完全なるロックダウン(都市封鎖)*」までは施行していませんが「家族や同居者以外の人と3人以上での外出」を禁止するなど、完全なるロックダウンにほど近い状況となっています。

*外出時に理由を記した証明書が必要で、それがない場合警察から罰金を請求されるような状況

居住形態

このように「他人との接触が極端に限られてしまう」非日常な事態が起きた場合、まず問題になってくるのは居住形態ですよね。

「誰と」住んでいる

一人暮らしなのか、家族と同居なのか、パートナーや友達と同居なのか、はたまたWGでフラットメイトと同居なのか。

「どんな住居」に住んでいる

また、こういった「誰と」住んでいるという要素以外にも「どんな」住居に住んでいるというのも、このような極端に日常と異なる状況をいかに快適に、少しでもストレスなく幸せを保ちながら過ごせるか、という点において大きく関わってくると思います。

「自分が住みたくて選んだお気に入りの住居」なのか「ちょうどよく空いていたからという理由で選んだ、そこそこOKだけれど大満足というレベルには遠い住居」なのか、それとも「金銭的な理由だけで選んだ、基本的に外出することを前提に選んだ – つまりは家には寝るためだけに帰るような正直あまり居心地が良いとは言えない住居」なのか。

私は現在は既婚のパートナーと新築の「自分が住みたくて選んだお気に入りの住居」に住んでいますので、昨今のドイツでの「ほぼロックダウン」な状況においてまさに不幸中の幸だと感じています。「家から出られない」となっても、家で大好きなものに囲まれている状態なので今のところほぼストレスを感じずにいられます(旅行に行けないという点では非常に退屈です)。

ふと想像しましたが、もしこれが私の大学院時代だったら。それこそ地獄だったかもしれません。いわゆる「金銭的な理由だけで選んだ、基本的に外出することを前提に選んだ – つまりは家には寝るためだけに帰るような正直あまり居心地が良いとは言えない住居」に住んでいた時期がありました。

ドイツで言うZweck -WGで、お金を節約するためだけに学生同士で住んでいたフラットです。しかも、仲の良い学生同士で「一緒に住もうか〜」と言って住み始めた、とかではなくて条件に当てはまる学生が大家さんにより選ばれ、偶然にして一緒に1つ屋根の下に住んでいる、と言う住居でした。

もちろん皆きちんとした学生で嫌な思いなどしたことはありませんでしたが、それでももしあの状況で今のようなほぼロックダウンな状況に陥っていたら、今よりもストレスが大きかったのは確実です(もしかしたら普段は最低限しか会話しなかった当時のフラットメイトとも、極限状態の中でもっと会話するようになって意外と打ち解けたりする、という意外と微笑ましい事態が起きた可能性も否めませんが…笑)。

「どんなところに」住んでいる – 買い占めの影響

さて「誰と住んでいる」「どんな住居に住んでいる」以外にも、「どんなところに住んでいる」ももちろん関係しますね。

例えばもし近くにスーパーが1個しかないようなエリアに住んでいたとしたら。それこそ買い占めの影響をもろに受けてしまいますよね。皆そのスーパーに保存食やトイレットペーパーを求めて殺到するでしょうから。

私の住居には付近に5個以上スーパーがあるので、この点でも非常に助かっています。もちろん昨今売り切れの棚が多いスーパーがほとんどなのは確かですが、それでもお客さんの殺到が分散されていることもあり、今のところは必要な物は全て待つことなく入手できています。

こんな状況になるなんて誰も想像していなかったでしょうが、今後もし引っ越すことがあったら、このような緊急時に重要になってくる条件も考慮に入れて住居を選ぼう、と勉強になりました。

シングルx一人暮らしの方々の鬱対策

一人暮らしの場合(ましてやシングル)の方々はとにかく今寂しい状況にあり、鬱っぽくなってしまう人もいるのではと思います。

30か国語で報道しているドイツの国際的なメディア「Deutsche Welle (ドイチェ ヴェレ)」でも記事が公開されていました。記事の一部を下記に訳して引用として使用させて頂きます。

社会的に距離を保つことが今日の命令なのだから、性的なコンタクトを取るのに適している時期とは言い難い。特にシングルの人は最も辛いだろう。でもカップルにとっては、自宅隔離は2度目のハネムーンとなるか…それとも生き地獄となるか。

DEUTSCHE WELLE, WORLD, “Sex in times of the coronavirus“, Date 23.03.2020

一人暮らしでシングルの人は、通常とにかく「外での活動」に楽しみを見出す場合が多いですもんね。

今のような状況下で、もし仲間内に一人暮らし&シングルの人がいたら、ビデオランチやビデオ飲み会など、オンラインツールを活用したコミュニケーションを積極的に企画して、そういった人たちにも少しでも心から楽しいひと時を過ごしてもらって一緒に「小さな幸せ」を感じていきたいですよね。

また、記事にある通り逆にパートナーと同居している人でも、一緒にいすぎて不快に感じてしまうカップルもいらっしゃるようです。現在の隔離のせいで喧嘩別れ、なんていうカップルもこの世にはいそうですが、そんなの悲しすぎると思います。

個人的にはそんな事態は想像し難いですが、そんな場合でも、上記のような他の人とのオンラインでのコミュニケーションを積極的に図ることで少しでも「最近パートナーとしか喋ってない」みたいな状況に一息入れられると良いですよね。

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