【COVID-19 ドイツの反応】こんな時こそユーモア!ジョーク&笑いで自粛/ロックダウン対策, テレワーク具体例

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新型コロナの影響で「毎日暗い話題ばかり」「自粛*自粛、ロックダウンロックダウンで日常生活もすっかり変わってしまった」と、精神的にいつもより元気がない方も少なくないのではないでしょうか。

*「自粛」と「ロックダウン」の定義は感覚的には似ているようで全然違います。自粛は「不要不急の外出を避けましょう」という政府からの呼びかけのみで、実際どの程度外出するかは各個人に委ねられている、現在の日本の状態。一方ロックダウンは政府からどの程度の外出が許されるのか厳密な規定があり、それに反した場合は罰金が取られる。国により程度に差はあるが、ドイツを含む現在の欧州の状況。

自粛/ロックダウンだからこそ積極的に笑える機会を自ら創出

でもそんな時こそ、積極的に笑える機会を自ら作り出すことが大事だと思います。これは自分のためになるのはもちろん、自分の周囲の人たちにも良い影響をもたらすことができると思います。

以下、具体的に説明していきます。

テレワーク時の具体例

①くだらなくても良いからいつもより沢山ジョークを言う

例えば、今の時期だったらいわゆるテレワーク(ドイツでは”ホームオフィス”と言います)をしている方も多いと思います。同僚たちとも普段のように自然にオフィスで顔を合わせることができないからこそ、チャットやメール、テレビ電話などオンラインでのコミュニケーションツールがより重要になってくるでしょう。

そんな場合だったら、同僚とのコミュニケーションの中に例えばいつもよりもう少しオフトピックも交えてみるとか。

仕事の話のみするのではなくて、話し始めなどに「今朝近所でこんなことがあった」「昨日スーパーでこんなことがあった」「昨夜こんな記事を読んだ」など、小さなことで良いからちょっと言ってみる/書いてみる。明らかに「めちゃくちゃ笑える面白い話」でなくとも、それだけでもちょっと場が和むというか、人間味が出るというか、共感を生みやすいというか… いずれにせよ、少なからずポジティブな効果は出ると思います。

逆に、もし相手がそのように「いつもよりオフトピックを交えてくれてるな」と感じたら、自分も積極的に応じましょう。「私もそういえばこんなことがあった」といった感じで、ちょっとしたことで良いから言ってみる。それが明らかに面白くて皆が笑えばそれで良いし、そこから話が弾んで結果的に笑いに繋がればそれもそれで成功だと思います。明らかな笑いに繋がらなくとも、何となく前向きな雰囲気にはなると思います。

他には、手っ取り早いのは明らかに面白い絵文字やGIFなどを適切と思われるタイミングで送るとか。仕事中ですからいつもなら真面目くさっている人でも、タイミング的にちょうど良いと思われる場合は試してみると良いと思います。非常に単純でくだらないですが、場が和むことは確実です。

元々ジョークを言うのが得意な方は、その才能を生かして周囲を笑いに包むことができれば、あなたは知らず知らずのうちに人々の幸せにちょっとだけでも貢献できていると思います。

特に今のような状況下においては、少しでも誰かの気持ちを盛り上げることができるって、単純にかなり嬉しくないですか?

②相手の言ったことをポジティブに面白く解釈する

また、相手がそんなに面白いことを言っていないにも関わらず、それを自分なりにポジティブに面白く解釈する、という方法もあると思います。

例えば、テレワーク中に同僚がまだ世には出ていない商品の試作品をあなたに見せてきたとします。あなたはじっくりとそれを見た上で彼女に詳細なフィードバックを与えます。すると最後に彼女が思い出したかのように「あ、ちなみにこれまだ世に出ていなくて極秘だから、忘れてね☆」と言ってきます。あなたが冗談交じりに「絶対忘れなーい」と言うと「あ、そう。大丈夫、今B-29をあなたの家に飛ばしておいたから」と言われたとします。

個人的には、普通の私の感覚だったらもしこう言われたらブラックジョークすぎて不快に感じます。私の脳内に同僚にとってコンフィデンシャルな情報が入っているから、それごと消すために私を爆撃するよ、ってことですよね。ちょっとやりすぎではありませんか。

でも、この「相手の言ったことをポジティブに面白く解釈する」というメソッド(… と言えるほど大袈裟なものではありませんが 笑)に沿って考えれば「わざわざリスクを犯して面白いこと言おうと本人なりに努力してくれてるんだな」「笑わせようと、ちょっとでも和まそうとしてくれてるんだな」「私も、滑っても何でも良いからなんか気の利いた返事、自分なりにしよう。場を和ませることに貢献しよう」みたいに解釈できると思います。

普段の、素の自分の感覚だったら「いやいや冗談とは言え暴力的すぎるでしょ」「てか失礼でしょ。誤って!」と不快感を前面に押し出して言いたくなる場面かもしれませんが、そこをあえて上記のように解釈するのです。

すると、不思議と全く不快に感じないどころか「面白いこと言おうと頑張ってくれてありがとう」という、非常に和やかな気持ちになるのです 🙂

ここで、真相は重要じゃないと思います。もしその同僚に悪意があって、本当にあなたのことが気に入らないから「ジョークに見せかけつつ傷つくようなこと言ってやろう」という気持ちでB-29云々を持ち出したとしても、全然関係ないと思います。なぜなら②のメソッドで解釈しているあなたにとって、そんな悪意は響くどころか届きもしないからです。

もし本当に相手に悪意があったらまた、今度はもっと明らかな形で何か言ってくると思います。それがもう明らかに悪意に満ち溢れすぎていて②のメソッドで解釈するのは無理がある、という場合にはその時対峙して対処すれば良いのです。

でも実際問題、同僚という存在の人があなたにそこまで強烈な悪意を抱いている可能性は非常に低いですし、もし本当にそんな強い悪意を抱かれているとしたら自己責任(あなた自身にも問題がある)だと思います。

だから、そうでない限りはこんな風に勝手にポジティブに解釈して和んでいた方がお得だと思います。

しんどい時はユーモアが重要 by German Institute for Humor

最後に、30か国語で報道しているドイツの国際的なメディア「Deutsche Welle (ドイチェ ヴェレ)」でも、今の状況において笑いが重要という内容の心理学関連の記事が公開されていました。記事の一部を下記に訳して引用として使用させて頂きます。

これはアウトブレイクだ—深刻だ。コロナウイルスは私たちの生活を制限している; 感染しやすく、命や暮らしを脅かす。でも、コロナウイルスは笑えないほどに深刻なのだろうか?とんでもない。しんどい時は、ユーモアが重要なのだ。

DEUTSCHE WELLE, PSYCHOLOGY, “Coronavirus: We can still laugh!“, Date 23.03.2020
Author Julia Vergin

ドイツには「German Institute for Humor」という機関さえあるようですよ。それだけでも何だかちょっと笑えませんか(笑)個人的には、ここで働いてる方々がもしみんな深刻な顔つきで働いていたらそれだけでちょっと面白いと思います。

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