Ichi (いち) はベルリンのおすすめ日本食レストランでチキン南蛮ファン必見!品のあるシンプル&和風なお食事処

グルメ

Ichi (いち)はベルリンにある隠れ家的日本食レストランです。ベルリンに本格的な日本食レストランは複数ありますが、ここはその中でも特におしゃれでこじんまりしていて洗練された雰囲気を醸し出しています。

30代くらいのお若いご夫妻がオーナーさんで、旦那様がキッチン、奥様がウェイトレスを担当されています。

観光客から駐在員まで、老若男女皆にウケそうな感じです。

懐石料理のようなコース料理もありますが、ここのイチオシはなんといっても宮崎県名物のチキン南蛮。なんでも旦那様が宮崎県のご出身で、チキン南蛮の美味しさを世界に広めたいという思いから看板メニューにしているといったストーリーをウェブサイトで拝見しました。

お寿司、ラーメン、天ぷら、お好み焼きなどは海外でも人気の定番日本食メニューですが、チキン南蛮は確かにニッチだけれどドイツ人の口に良く合いそうで、しかも材料もドイツで手に入りやすく、目の付け所が鋭いと思います。

Ichi (いち)のロケーション

U-bahnのRosa-Luxemburg-Platzからほんの徒歩数分です。

外から見ると、こんな感じでなんとも伝統的ながらミニマリスティックなのれんがヒラヒラと優雅に舞っていて「わぁ、なんだか美しい日本食料理屋さんがある!」と思わず気持ちが高まります。ちょっと京都の先斗町などにありそうな、一元さんお断りの隠れ家的レストランを彷彿とさせるような入り口です。

Ichi (いち)の雰囲気&インテリア

まず入り口で靴を脱いで棚にしまうタイプのレストランです。ドイツに日本食レストランは沢山ありますが、これまで訪れた中で靴を脱ぐタイプのレストランはなかったと思います。なんだか日本が懐かしくなりました。

玄関口から見た廊下の感じは、シンプルな純和風で清潔感にあふれていて、ちょっと高級料亭を思わせる佇まいです。

伝統的な日本らしさを品良く生かしながらも、全体的にシンプルでミニマリスティックに仕上げることでモダンさをも取り入れることに見事に成功しています。個人的には、これまで訪れたドイツの日本料理屋さんの中で外見も店内の雰囲気も一番好きです。

ご夫婦2人で営んでいらっしゃることもあって、店内はかなり小さめです。最大で10名程のお客さんが入れる感じの広さです。

私たちが訪れた時は他に1組しかお客さんがおらず、若い方と年長の方が混ざった日本人のグループでした。そのため普段どのような客層の方が多いのかは、一度訪れただけでは判断しかねました。

1点気になったのが、他のお客さんたちとの距離はそんなに近いわけではないのですが、空間が小さめなせいか話し声が本当によく聞こえたことです。他のグループが話している内容を完全に理解できてしまうレベル(笑)なので私たちはちょっと話しづらかったです(向こうも私たちの会話が全部聞こえると思うので…)。当たり障りのない会話しかしづらいかも、と思いました。ディナーの時間帯で満席になれば、もっと全体的にざわついてそんなに聞こえなくなるものなのでしょうか…?

Ichi (いち)の混み具合

前述の通りレストランはかなり小さめなので、予約なしで行ったら入れない可能性が高いと思います。一度、お店がこんなにも小さいとは知らずにディナーの時間帯に大人2人で予約なしで行ってみたら、満席で入れませんでした。

その後オンラインで予約を入れ、日曜日の14時にランチで訪れました。

Ichi (いち)のサービス

前述の通り奥様がウェイトレスさんをされています。オーダーしてから調理してサーブしてくれるタイプです。

奥様1人でホールを切り盛りされていましたが、店内が小さくお客さんもそんなにいらっしゃらなかったこともあり、注文、サーブ、そしてお会計もすぐに来て下さり、待たされることはありませんでした。

最後お店を出る時に旦那様も見送って下さいましたが、お二人ともとにかく感じが良くて、すごくお客さんを大切にしている感じが伝わってくるし、それに「このお店を営むのがすごく幸せ」という感じのハッピーオーラを感じで、とてもポジティブな印象を受けました。

ドイツにある日本食のお店は、オーナーさんや店員さんが日本人なのにかなりサバサバしている場合が多く、むしろ無愛想な人さえ少なくないように感じます。それもあってか「Ichiは違うな 😉 」と思いました。

ベルリンに日本料理のお店は沢山ありますが、ここは特に懐石料理のような本格日本料理と、どこか家庭の味がするようなチキン南蛮が食べられるところが特にポイント高いです。ディナーはちょっとお高めのようですが、ランチはどれも15ユーロ前後なのでお手頃です。

Ichi (いち)で注文したメニュー

① 宮崎定食 – チキン南蛮、レタス巻き、飫肥天(おびてん)15 EUR 

まず驚くのが、このバリエーションと量。チキン南蛮以外にも、海老マヨのレタス巻き、飫肥天*、きんぴらゴボウそしてご飯&お味噌汁が付きます。これに、食後のちょっとしたデザート(黒ごまアイスとミニパウンドケーキ)も付いてきます。

*「おび天」とも呼ばれる、宮崎県日南市飫肥地区の郷土料理。見た目はさつま揚げのような感じですが、食べてみるとさつま揚げよりもふわっとしていて柔らかめです。これは魚肉以外にも豆腐が入っていることが理由みたいです。フレッシュな擦り下ろし生姜と醤油をちょっと付けて食べたら絶品でした。

どのお料理も見た目が美しいだけでなく、味も本当に絶品でした。このクオリティ&量で15ユーロは本当に良心的だと思います。

② ベジタリアン定食 12 EUR

味噌ソース付きの野菜天ぷら、きんぴらゴボウとご飯&お味噌汁のセットです。こちらにも同じデザートが付いてきます。

こちらのセットも、見た目も味も大満足でした。これで12ユーロって、本当にすごいです。

※メニューはこちらからご確認頂けます。

Ichi (いち)でランチした感想

前述の通り、この見た目、味&クオリティでこのお値段は別格です。ドイツにある本格日本食レストランて、味&クオリティのレベルがちゃんとしているところは多いですが、HigematsuMikuniなどのように量がちょっと軽めのところが多いんですよね。

でもIchi (いち)は、かなり寛大な印象を受けました。コスト削減&利益追求よりも、お客さんの満足度を一番重視している感じが伝わってきました。

ベルリンには日本食のみならず多くの素晴らしいレストランがひしめき合っていますが、Ichi (いち)は自信を持っておすすめできるベルリン の絶品レストランのうちの1軒です 🙂

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