はやぶさ2に関する海外の反応 – リュウグウへのタッチダウンは成功するのか?地球への帰還は2020年を予定

ニュース

今回は宇宙開発の話題になります。日本の小惑星探査機はやぶさ2に関するニュースがここ最近注目されていますよね。早速海外の反応(ドイツ)を見てみましょう。

30カ国語で報道しているドイツの国際的なメディア「Deutsche Welle (ドイチェ ヴェレ)」では、詳しい記事を公開しています。記事の一部を下記に訳して引用として使用させて頂きます。

はやぶさ2は小惑星に着陸し、岩や砂を収集し地球に持ち帰ることになっている。宇宙空間で移動している物体に着陸するのは容易ではないが、研究者たちは結果について高い期待を抱いている。

Deutsche Welle, SCIENCE, “Japanese space probe Hayabusa 2: Mission to explore universe’s origins“, Date 15.02.2019, Author Carla Bleiker

JAXAで開発されたはやぶさ2

はやぶさ2は、小惑星探査機はやぶさの後任としてJAXA (Japan Aerospace eXploration Agency = 宇宙航空研究開発機構) で開発されました。はやぶさのミッションで明らかになった弱点を補うように開発されたそうです。

はやぶさ2が今回のミッションに成功し、研究者たちがリュウグウの岩や砂を研究することができれば、宇宙の起源について知る手がかりになるそうです。

リュウグウとは

リュウグウは「C型小惑星」と呼ばれる有機物を表面に多く含む小惑星に分類されます。これは、他のタイプの小惑星に比べてより「原始的」で、つまり太陽系の形成期に繋がる情報を持っている可能性が高いことが理由です。

興味深いですよね!太陽系初期の情報って…。気が遠くなるよう話ですが、宇宙関連の話題になると、自分や自分を取り巻く毎日の出来事がものすごく小さくて大したことないことのような気がしてきます(笑)

はやぶさ2は2014年12月に32億km(地球の周囲をおよそ80,000周するのに匹敵する距離)先にあるリュウグウに向けて旅立った。リュウグウとは、日本の神話に出てくる水中にあるお城の名前である。探査機は、2018年に小惑星にタッチダウンし情報収集した複数の着陸船を搭載している。

DEUTSCHE WELLE, SCIENCE, “JAPANESE SPACE PROBE HAYABUSA 2: MISSION TO EXPLORE UNIVERSE’S ORIGINS“, DATE 15.02.2019, AUTHOR CARLA BLEIKER

地球の円周約8万周分て…。これまた気の遠くなるような距離ですね。

宇宙関係の話題ではたいていこういった、想像しづらいような遠すぎる距離の話になりますよね。少しでも具体的にイメージするために、はやぶさ2のサイズ感についての情報ですが、サイズ的にはなんと大きめの冷蔵庫くらいで、ソーラーパネルを搭載しているそうです。個人的にはもっと大きいかと思っていました。

(小型のヘリコプターくらい?人が乗れるサイズ感だと思っていました。)

MASCOTとは

その中の1つはMobile Asteroid Surface Scout (MASCOT) と呼ばれる小型ランダーで、ドイツ航空宇宙センター (Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt – DLR) とフランス国立宇宙研究センター (Centre national d’études spatiales – CNES) が開発した。MASCOTは写真を撮り、鉱石を調査し、地表の温度を測定し、小惑星上の磁場を測った。

DEUTSCHE WELLE, SCIENCE, “JAPANESE SPACE PROBE HAYABUSA 2: MISSION TO EXPLORE UNIVERSE’S ORIGINS“, DATE 15.02.2019, AUTHOR CARLA BLEIKER

ドイツ航空宇宙センター

ドイツ航空宇宙センター (通称 “DLR”) は1907年に設立された歴史ある宇宙関連の調査・開発機関で、ケルン (Köln) を本拠地とし約8,000人の職員が働いています。

ケルン以外にも国内に20 箇所と海外に4箇所の拠点があります。JAXAは2003年に設立され、職員の数は1,600人弱ということから、DLRの方が歴史も遥かに長いし組織的にも大きいようですね。

はやぶさ2は2020年地球に帰還予定

ミッションが上手くいけば、はやぶさ2は土や岩のサンプルと共に2020年に地球に帰還する予定だそうです。全て予定通りにいって、無事有益な情報を持ってはやぶさ2が地球に帰還すると良いですよね。はやぶさ2のおかげで宇宙の起源の解明に少しでも人類が近づければと思います。

はやぶさ2のニュースから考える – ショックなことの乗り越え方

私は日々の生活で何かものすごくショックなことや悲しいことが起きたら、それを乗り越えるために究極的には宇宙について考えます。

人類はこんなにも知的で賢い生き物で、こんなにも先進的な地球での暮らしを作り上げてきたのにも関わらず、その起源については未だ全く解明することができません(人類、地球、宇宙、銀河等々、私たち自身人間や他の生物も含め、私たちの生きる環境全ての起源です)。

そして、おそらく今後何年研究を重ねても、技術が進化して宇宙に気軽に行けるようになっても、完全解明はできないのではと考えています。

そのため、日々の生活で予測していなかった受け入れがたいことが起きるのも、この未知のコンセプトのうちの一部なのだと考えるようにしています。

もちろん、何かショックなことや悲しいこと、自分にとってネガティブな出来事が起きたら、人間の感情としては素直に悲しくて、または腹立たしくて、それは非常にコントロールしづらいです。

でも、これも銀河から始まるこの未知のコンセプト全体のうちの一部なのだと思えば、感情的な状態から一歩下がって冷静な視点を持つことができ、残念な言い方かもしれないけれど「あきらめがつく」というか、その悪い状況を少しでも受け入れやすくなると思います。

これだけ未知な環境に生きているのだから、予期せぬことや受け入れがたいことが起きるのも、当然なんだな、と思えるようになる日がいつか来る、ということです。

逆に、嬉しいことがあった時や幸せな時間には、目の前のことに注目していて、またはその時間/空間に浸っていて、宇宙についてなど一切考えません。不思議なものです。

Comments

Copied title and URL