【海外の反応】日本人観光客に大人気の街, フロイデンベルク − インスタ映えが人気の秘訣? [ドイツ観光]

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英語で報道しているドイツの国際的なメディア「Deutsche Welle (ドイチェ ヴェレ)」にて、面白い記事を見つけましたので共有させて頂きます。

フロイデンベルクてどんな街?

Freudenberg (フロイデンベルク) というドイツの街を聞いたことがありますでしょうか?Nordrhein-Westfalen (ノードライン・ウェストファーレン ) 州にある、人口約18,000人の小さな街です。ケルンまたはフランクフルトから車でおよそ1時間半の距離に位置しています。

Deutsche Welleの記事にある写真を見て頂ければお分かりでしょうが、確かに日本人(アジア人も?)からすると本物の景色とは思えないような、まさに「おとぎの国からそのまま出たきた」ような景色ですよね。

17世紀から残っているという、伝統的な建物が特徴です。典型的なヨーロッパの風景というか、とにかくアジアには存在しない景色ですね。特に冬の雪景色などため息ものだそうな。私もこのような「まさにヨーロッパ!ドイツ!」といった景色は大好きです。

フロイデンベルクをインスタグラムのスターにしたのはこのようないかにも冬らしい写真だ – 写真共有のソーシャルメディアプラットフォームでこの街は11,000個以上の投稿でタグ付けされた。

DEUTSCHE WELLE, TRAVEL, “FREUDENBERG: A SMALL GERMAN TOWN BUT A BIG INSTAGRAM STAR“, DATE 05.02.2019, AUTHOR REBECCA STAUDENMAIER (FREUDENBERG)

アルター フレッケン – 下町の中心エリア

17世紀から伝わる木組みの家々は「Alter Flecken (アルター フレッケン)」と呼ばれる下町の中心エリアを構成しています。Alter Fleckenは直訳すると「古いシミ」という意味ですが(あまり魅力的な呼び名ではないですよね 笑)歴史的なエリアなのは分かりますがなぜシミなのか…。

それか単にフレッケンという固有名詞で、シミと訳すべきでないのかもしれませんね (ちなみにこういうことは外国語だとよくあります – 意味がある単語だとついつい訳して考えがちですが、それが単に固有名詞で意味は考えなくて良いといったケースです)。

情報収集してみましたがなかなかはっきりとした名前の由来が見つからなかったので、気になる方はぜひ実際にFreudenbergを訪れて、観光局または街の人に質問してみてください 😉

超テレビ社会、日本

日本のテレビ番組でFreudenbergが特集されたことで、日本からの観光客がここ数年のうちに急増したとか。日本でのテレビの影響力の高さを改めて実感しますね(笑)

これは、私が日本とドイツで大きく異なる点として感じることの1つです。日本は、個人的に「超テレビ社会」だと思っています。子供と一緒に家族団欒の場であれ、カップルがおうちでご飯する時であれ、一人暮らしの人であれ… 家にいる時、特に食事中、テレビがついているという世帯が大多数だと思います。そして、個々人の知的レベルに関わらず、博識高い人も、知性に乏しい人も、皆あまねく大半の日本人がテレビを多かれ少なかれ毎日見ると思います。

チャンネルの数や番組数、放送内容のクオリティ的にも、世界的に見て非常に良くできている=レベルが高いと思います(もちろん個人的にはくだらないと思う番組も沢山ありますが…)。だから毎日見る人が多いのも納得ですよね。 日本で生活していたら、テレビがない、またはテレビを見ない生活は想像しづらいのではと思います。ビジネス的に見ても、テレビ局、特に大手は売り上げが高く、大手テレビ局にお勤めの方々は「エリート」と思われる風潮も少なからずあると思います。

ドイツだと全然違います。ドイツではまずチャンネルや番組の数が日本より少なく、放送内容のクオリティも低めです(一部の公共放送チャンネルを除く – ZDFという日本で言うNHK的なチャンネルがあって、そこはとても質の高いニュースやドキュメンタリーを放送しています)。

特にドラマなどは本当にくだらないものが多くて、ドイツでは家でテレビを長時間見る人=知的レベルが低い人、的なイメージさえあります。

ドイツでは家族団欒の場、カップルがおうちでご飯する時は特にテレビは見ない傾向にあります。テレビを見ながら会話なく食事をするのではなく、お互いの顔を見て会話をしながら食事をすることに重きを置くからです。

偶然なのかもしれませんが、私がこれまでお邪魔させて頂いた数々のドイツ人世帯の中で、テレビを見ながら食事をした経験は一度もありません。当然、日本に比べて視聴率も低いでしょうしそもそも「テレビを見る」カルチャーがあまり浸透していません(特に若い世代では放送時間に囚われずネットでピンポイントで見たいニュースやトークショーだけを30分だけ見る、などの方がポピュラーです)。

そのため、大手のテレビ局に勤めていると言っても「エリート」的なイメージはありません(もちろんネガティブでもありませんが。あくまで「テレビ局にお勤めなんですね、へぇ」といった中立的な印象です)。

地元の方々の反応

…本題に戻りまして。小さな田舎街が外国人観光客に大人気ということですが、地元住民の方々はどう感じているのでしょうか。

“それも生活の一部だと思っている。観光客は大抵お行儀の良い方ばかり”

“観光客が気に入らないのなら、引っ越すべき。でも大半の住民は観光客に対して異論はない”

DEUTSCHE WELLE, TRAVEL, “FREUDENBERG: A SMALL GERMAN TOWN BUT A BIG INSTAGRAM STAR“, DATE 05.02.2019, AUTHOR REBECCA STAUDENMAIER (FREUDENBERG)

この地元民の方々からの意見を読んでいて、なんだか嬉しくなりました。

特に小さな田舎町の場合は、お年寄りや保守的な方も多いでしょうし、外国人観光客が過去数年急激に増え始めてあちこちで写真を沢山撮っている状況を、好ましく思わなかったとしても何も不思議ではないと思います。

でも観光客、もちろん実際日本人だけではないでしょうが、ここでは「特に日本人」ということで記事で取り上げられている中で、マナーも良くて心地よい人たちという印象を与えることができていて、それゆえに地元民にも歓迎してもらえている、というのは素晴らしいことだと思います。

外国人観光客というのは、確かにマナーさえ良くて快適な人々なのであれば、観光業というビジネルにより街が活性化されますし、有難い話というか歓迎したくなる気持ちもわかりますよね。

自分の地元を好んでわざわざ遠くから訪れてくれるのも、嬉しいことな気がします。海外に住んでいろんな国の人たちと関わっていると、日本人のマナーの良さは世界一とも思えることが多々ありますので、これは本当に日本の美徳だし、これからも変わらないでほしいと思います。

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