Dim Sum Hausは中華料理、特に広東系がメインのレストランです。「Dim Sum」は日本語で飲茶という意味。日本でもお馴染みの蒸し料理ですね。シュウマイや小籠包などの、小さな竹の丸い入れ物に4個くらいずつ入って出てくる前菜になります。
Dim Sum Hausにはその名の通り、ここがドイツであることを一瞬忘れてしまうくらい沢山の種類の飲茶が用意されています。もちろん飲茶以外にも炒め物や煮込み系のメイン料理もあります。
Dim Sum Hausのロケーション
Dim Sum HausはKonstablerwacheの駅から徒歩5分ほどととっても便利です。場所が少し分かりづらいかもしれませんので、地図を見ながら行くことをオススメします。
ネイルサロンなどのある、超小型の商店街?ショッピングモール?のような中の一番端にDim Sum Hausがあって、外からもすぐにアクセスできます。
Konstablerwache駅の方から歩いてきてオブジェのようなものがある広場の方から入ってくるのが、超小型商店街を抜けてくるよりも分かりやすい行き方だと思います 🙂
Dim Sum Hausの雰囲気&インテリア
Dim Sum Hausの店内は、見た目より味にフォーカスしている印象です。インテリア等にこだわりは全く感じられませんが、美味しいからOKです(笑)
お客さんは、ドイツ人よりも東アジア人の方が多い印象です。家族連れや仲間同士など、老若男女様々な世代がいらっしゃいました。結構皆さんゆっくり食べていかれる人が多いのかなという印象です。
Dim Sum Hausの混み具合
Dim Sum Hausの店内は十分広めで、夏場は外にも座れるので、予約なしで行っても2人なら大丈夫な可能性が高いです。
私たち(大人2人)は土曜日の20時頃にDim Sum Hausを予約なしで訪れ、最後の1〜2席に座ることができました。でもその時運が良かっただけかもしれないので、基本的には予約してから行った方が確実だと思います。
Dim Sum Hausのサービス
Dim Sum Hausにはウェイター/ウェイトレスさんもいて、オーダーしてから調理してサーブしてくれるタイプです。注文、サーブ*、そしてお会計も、混んでいる割には結構すぐに来てくれるので、そんなに待たされません。
*サーブの待ち時間に関しては、お料理によるみたいです。飲茶だと、注文後に蒸し始めるのでタイミングによっては30分くらい待たされたりします。注文しても全然運ばれてこないので「忘れられたかな?」と思った頃に突如サーブされたりします。
店員さんは、大半(全員?)が中国語圏の方だと思われます。かなりサバサバしたおばちゃんもいらっしゃいますが、ここはサービスより味勝負なので良しとしましょう。
Dim Sum Hausで注文したメニュー
① Gebratene Nudeln mit Meersfrüchten nach Hongkong Art 14,80 EUR
(香港風海鮮かた焼きそば)
② 麻婆豆腐
③ジャスミンティー
※公式ウェブサイトはないようですが、こちらから印象が伝わると思います。

①の香港風海鮮かた焼きそばは、日本の中華料理屋さんで食べる海鮮かた焼きそばそのものといった感じで、日本人の口にとっても良く合うと思います。
本場の香港料理と言うことで、私はまだ香港に行ったことはありませんが、香港料理はおそらく日本人の口に合うような優しめの味付けのものが多いのかなと思いました。
具は、えび、いか、ホタテムール貝とチンゲン菜が入っていました。
とってもとっても美味しいです。このお店は飲茶の中でも大好きなメニューがいくつかありますが(上記に書いたえびの蒸し餃子、えびの細長い揚げ春巻きスティックのようなもの等々)、飲茶以外だったらこのこちらの海鮮かた焼きそばがオススメです 😉

②の麻婆豆腐は、かなり本格的な麻婆豆腐です。日本人好みの麻婆豆腐というよりは、本場の麻婆豆腐。結構しっかり辛いし、本場の中華独特のスパイスの香りがよく効いていました。具は本当に豆腐とひき肉だけ(青ネギが少しだけトッピング)です。
個人的には好きな味で、ごはんと最高に合うと思いました。ごはんの量は「これ本当に一人前?」とびっくりしてしまうくらい多いので、男性でも十分な量だと思います。メニューに値段が書いていなかったのですが、確か14ユーロくらいでした。
Dim Sum Hausでディナーした感想
Dim Sum Hausは正直ベジタリアンフレンドリーではないかもしれません。色んな肉や魚介類のお料理が多く、とても本格的であるため、中華料理好きの日本人のみならず中国/香港/台湾の方にはとても人気だと思います。
フランクフルトに中華料理のレストランは沢山ありますが、Dim Sum Hausは広東料理にフォーカスしていて日本人の口に合う(味付けがやさしめ。日本にある中華料理に近いお味)こと、えびの蒸し餃子、えびの揚げ春巻きのようなもの(スティック状で、春巻きよりもかなり細長いですが)小籠包や海鮮かた焼きそばなど日本人的にツボな中華メニューが沢山あることがポイント高いです。
メインディッシュを頼むとかなり十分な量が来るので、今回飲茶は一切注文しませんでした。
飲茶を楽しみたかったら、複数人のグループで来て、いろんな飲茶を複数頼みながら皆でシェアして食べるのが良いアイデアだと思います 🙂
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