【会話術】親しみのない話題ほど深堀りしよう – 具体的に想像できるまで/全体像を把握/オン&オフ

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今回は、仕事でもプライベートでも、会話する際にちょっと意識するだけでポジティブな結果をもたらすコツについて語らせて頂きます。

「ポジティブな結果」とか、漠然とし過ぎた表現で申し訳ないです(笑)順に説明させて頂きます。

プライベートな場合。慣れ親しんだ人々 – つまり家族、パートナーや仲の良い友達とは、会話は自然に弾むし楽しいと思います。

でも、初対面はもちろんこれまで何度か顔を合わせただけの関係の相手の場合。その上、もしあまり共通の話題がなさそうな人だったら…。あなたもしくは相手がお喋り上手だったら、その場合でも会話が弾むかもしれませんが、そうでなければ表面的に感じ良くするために話しているだけで、本心は全然興味ないといったちょっと残念な状況になりかねないと思います。

「いつもより深堀り」のススメ

そんな時は「いつもよりちょっと深入りして質問する」ことをオススメします。親しい相手と話している時は、相手のことも既に良く知っているし意識して細かく詳しく質問しながら話を聞かなくてもかなり理解しやすいですし、具体的な状況も想像しやすいと思います。でも、あまり親しくない相手の場合はそう簡単にはいかないと思います。

具体例をあげてみましょう。例えば相手が同僚のパートナーで、年に1度くらいしか会わない関係の場合。しかも相手は普段自然科学系の研究を行っていて、その話題になった場合。彼/彼女は今度アメリカの自然科学博物館に研究で行くので楽しみ、といった話をしているとします。そしてあなたはその分野に全く興味もなければ関わりもないとします。

社交辞令、と割り切って表面的に楽しんでいるふりをするのももちろんアリだと思います。でもどうせなら心から会話を楽しみたくないですか?誰とするどんな会話であれ、心底楽しめるに越したことないと思います。

もし、楽しみたいと思うならば。今までだったら「自然科学博物館で研究…具体的に想像つかないな」と思いながらも「そうなんですか、楽しみですね〜!」と適当に返してそれで終わっていたところを、ちょっと深堀して素直に疑問をぶつけてみましょう。

「自然科学博物館で研究って、具体的にどういうことですか?一般のお客さんのように展示物を見て回るのでしょうか?」といった具合で。すると相手も、もちろん自分の分野の話なので喜んで沢山話してくれます。

「一般には公開されていないものも自然科学博物館には保管されていて、研究者には特別にそれらを見せてくれるんです。それらの写真を取ったり、文書を読んだり、説明を聞いりした結果を元に論文を書くのです。」

親しみのないトピックでも具体的に想像できるまで

ここまで詳しく聞けると、自分には親しみのない分野とは言え「なるほど」と納得できますし、具体的に状況が想像できますよね。「自然科学博物館て、一般には公開していないものも裏に沢山あるんだ〜。」などと、豆知識も得られます。この方が、自然に興味が沸きますし結果としてよりその会話を楽しむことができると思います。

この「すぐに納得せずに、容易に想像つくぐらい理解できるまで詳しく質問する」そして「あまり聞き過ぎたら失礼かな、と考えて程々で理解した振りをしてなーなーで終わらせるのではなく、自分の頭で全体像がしっかりと把握できるまで深堀りして質問する」という心得は、小さなことのようでとても大事だと気づきました。

話題が相手の分野なら沢山聞いて大丈夫

後者の「聞き過ぎたら失礼」と言う点は、もちろん話題によります。私が意識しているのは、話題が「相手の分野(好きなこと、関心のあること等)」についてであること。その場合は、聞き過ぎて失礼にあたることはまずないだろうと考えています。

つまり、相手が喜んで話し続けたいであろう話題について詳しく聞きます。すると案の定相手はしっかりと質問に答えてくれますし、そのおかげで私の理解もかなり深まり、自分の分野の話題ではないにも関わらずかなり会話に興味を持てるようになります。

ビジネスにも応用可

この心得の良いところは、仕事でも使えるところです。例えば、仕事の時に上司があなたにあるプロジェクトのかなり込み入ったことをピンポイントで質問してきた場合。そしてあなたは、自分の範囲の話ではないためそれに答えられなかった場合。

他の部署の担当者に確認すると思います。その時、その質問1個だけを聞いて、答えをもらって「OK、答えがわかった」とすんなり納得するのではなく、ちょっと追加で質問を投げかけて、その疑問点に関連するサブ情報(その状況になった経緯、以前はどうだった、どういったことが原因、どのチームが関係した話題、等々)についても話が聞けると、ピンポイントでそこだけではなく、その問題を取り巻く環境の全体像が見えてきて自分の理解度が遥かに高まると思います。

もちろん、これはケースバイケースですし「私はそこまで把握する必要ない」という場合も置かれた立場によってはあると思います。でもこの態度を意識した方が確実に自分の理解度は高まるし、その方が仕事とは言え興味も出てきます。

また、その後上司や他の同僚にその話題についてまた何か聞かれた時に、既に自分が意識してかなり具体的に把握するよう努めたため、スムーズに状況を説明するこができると思います。その方が仕事においても評価が高まるのは、言うまでもないですよね。

常に疑問視する姿勢の大切さ

これは結局、以前も記事にした「常に疑問視する姿勢」と重なる部分があると思います。

すんなり納得する(または納得したふりをする – 単にめんどくさいからか、もしくは聞き過ぎたら失礼かもしれない、こんな質問したらバカだと思われるかもしれない、という恐れから)のは簡単なことだけれど、そうではなく常に疑問視して詳しく質問する。具体的に、できれば全体像まで理解しようとする。

それが、プライベートでも仕事上でも、誰かと会話する上で大事なポイントだと思います。話題が親しみのないものであればあるほど、この態度が一助になると思います。

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