coa (コア) はアジア料理のお店です。
MoschMoschのような感じで、タイ、ベトナム、日本、韓国、中国等のフュージョンといった感じです。チェーン店で、フランクフルトに3件あるだけでなく、ドイツ各地に店舗がありますが、どこも内装にかなりこだわりを感じます。
今回はKaiserstraßeの店舗を訪れました。
ロケーション
Bahnhofsviertel 、中央駅の目の前のKaiserstraßeをほんの2分程歩いていくとあります。外から見ても大きく「coa」と看板が出ているため、すぐ分かると思います。
駅で言うとトラムのHauptbahnhof、Hauptbf./Münchener StraßeそしてWeser-/Münchener Straßeのちょうど中間くらいです。電車だと中央駅が最寄りです。
雰囲気&インテリア
前述の通り、内装にかなりこだわりを感じます。
ものすごい数の金色の招き猫が壁に上から下までわーっと並べてあったり、古き良き香港?中国?みたいなレトロな一角もあります(そこに店員さんが各テーブルに運ぶ用の醤油やソースが並べてあったりします)。
モダンで若者受けな感じではありますが「すごくセンスが良い!」というよりは、なんだか独特な雰囲気です。
まぁカラフルでインスタ映えな感じであるのは確かです。ただ今回はグループで訪れたこともあり、インテリアの写真を撮り損ねてしまいましたので、気になる方はぜひ一度足を運んでみて下さい♪
混み具合
店内はかなり広めですし「超人気店」という部類ではないため、予約なしでも座れる可能性が高いと思います。
私たち(大人5人)は日曜日の19時半頃にディナーで予約してから行きましたが、日曜の夜という時間帯もあってかかなりすいていました。
お客さんは、若者〜中年層(子供連れ含む)が中心な印象です。45歳以下くらいでしょうか。ドイツ人が多い印象ですが、アジア系の方もいらっしゃったと思います。便利な場所柄、観光客も地元の人も両方いらっしゃると思います。
サービス
店員さんは東南アジア系の方が大半な印象でした。ここはカジュアルだけれどレストランなので、ウェイター/ウェイトレスさんがサーブしてくれます。ランチ&ディナーどちらでも向いていると思います。
私たちのテーブルを担当したウェイターさんは、5人分の注文を書き取らずに暗記していたのが印象的でした。特に前菜なども頼み結構ややこしかったと思いますが、全部暗記していました。
全部間違えずにサーブして下さったので良かったですが、個人的には「そんな無理しなくて良いのに」と思いました。
私にはウェイター/ウェイトレスという職業を遂行する際のマインドセットやプライドは経験がないため正直わかりませんが、注文を暗記するのが「優秀」「ベテラン」と評価されるものなのでしょうか?
「注文通りの正しいメニューを、お客さんを無駄に待たせることなくできたての一番美味しい状態でサーブする」ことが一番基本だし大事なのではと思います。
リスクをとって暗記するのではなく、普通にメモするなりスマホに打ち込むなり記録した方が、無駄に集中力を使って疲れるより効率が良いのではと思いました。
まぁウェイター/ウェイトレスさん個人の問題ですし、それが彼的に仕事のモチベーションを高める、またはお客さんに対する一種の「パフォーマンス」なのであれば、肯定的に捉えますが…。
注文したメニュー
① Gelbes Cocos-Curry 10,00 €
(黄色のココナッツカレー、ベジタリアンメニュー)
Gelbes Curry mit Tofu, Paprika, Champignons, Süßkartoffeln, Babyspinat, Blumenkohl, Bohnen, Jasmin-Duftreis
(イエローカレー 豆腐、パプリカ、マッシュルーム、さつまいも、ベビーほうれん草、カリフラワー、インゲン豆、ジャスミンライスと共に)


② Mr. Teriyaki 12,00 €
(ミスター照り焼き)
Entenbrust, Pak Choi, Bimi, Zwiebeln, Sojasprossen, Knoblauch, Soja-Honig-Soße, Jasmin-Duftreis
(鴨肉、ちんげん菜、アスパラ菜、玉ねぎ、もやし、にんにく、醤油とはちみつのトース、ジャスミンライス)

※メニューはこちらからご確認頂けます。
ここのメニューはどれも野菜たっぷりで、ベジタリアンメニューやロカボメニューもありますし、モダンなので気に入っています。アジアのフュージョン料理といった感じで、他のお店にはあまりない、思わず試してみたくなる料理が沢山あります。
どれも盛り付けや器も美しいですし、味も普通にとっても美味しいです。ただ、量がちょっと少なめかもしれません。男性だとちょっともの足りなく感じる方が多いと思います。
感想
値段的にも平均的だと思います。ただ、フュージョン料理なため「これ!」という名物料理というか、「ここはこのメニューが他のどのお店よりも美味しい!」というものがないため、その点1カ国の料理に特化したレストランに比べると弱いかなとは思います。
どちらかと言うと、あまりアジアに馴染みがないドイツ人が「試してみようかな」といった感じで訪れるお店のような気がします。
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