皆さんは、仕事をする時、勉強する時または何か大事な決断を下す時、自信をもってそれを行い、そのやり方やそれに伴う結果をすんなりと認めて「よくやった、自分!」と自分を褒めてあげることができますか?
どちらかと言うと、そこまで自信もなく若干の不安もありながら行い、結果「こうしたらよかった」「もっと上手くできたのに、もっと良い結果を出せたのに」といった具合で、自分のやり方や結果に少なからず批判的になってしまう場合の方が多いのではないでしょうか。
もちろん、それはおそらく向上心が強く頑張り屋さんな証拠でしょうから、悪いことでは決してないと思います。ただ、ネガティブな感情を減らす方法はあると思います。
ここで、2つに分けて考えてみましょう。
自信をもって何かを行うこと
経験がないと、自信を持つことは難しいと思います。経験も実績もなくはじめから自信満々というのは、楽観的すぎるか、自信過剰かのどちらかである可能性が高く、これは決してポジティブではないと思います。
でもだからと言って慣れてくるまで、または自分的に「十分な経験を積んだ、実績がある」と思えるようになるまで、いつもビクビクしながら「これで良いのかな…?」と不安を感じながら何かを行うのは、不健康だと思います。
不安感は体に悪い
不安感というのは本当に体に悪いものだと思いますし、そもそも「本当に悪い結果が起こるかどうかわからないにも関わらず、ネガティブな予想をしてマイナスな感情を引き起こす」という状態なわけですから「本当に悪い結果が起きてから悩めばよくないか?」とも言えてしまいます。端的に言って「不必要」ということですね。
でももちろん人間はロボットではありませんから、感情をそんな簡単にはコントロールできないですよね。「不安に思うな」と自分にいくら言い聞かせたって、不安を感じてしまうのが人間というものだと思います。
人事を尽くして天命を待つ
そこで、何か行っていること(仕事であれ勉強であれ、その他何か別のことであれ)が「初回」でないのであれば、ある程度自信をもってしまって良いと思います。もちろん、経験と実績不足な分、その自信の裏付けとなる十分な事前準備は必須になります。でも自分なりにベストを尽くして十分に準備した後は、一度割り切った気持ちで試してみてください。
自信満々で遂行して、自信を持って結果を待ちましょう(例えば試験や、企画書の提出など)。自分の行動に自信を持つだけで、各段に気分が良くなりますよ。
言葉で言うのは簡単ですが、実際に自信を持つのは簡単ではないかもしれません。でも、もちろん「自分なりにベストを尽くした」という裏付けがあるため、結果もポジティブな可能性が高まります。
大きな自信に反して結果が真逆だった、ということは基本的に考えにくいですし、その場合なぜそのようなネガティブな結果が与えられたのかを問う反論の余地があると思います。
自分の正当性をしっかり主張する
与えられた回答をただ素直に受け入れるのではなく、それが自分にとって不都合なもの、理解し難い納得のいかないものだった場合は、疑問視してしっかりと反論できることはとても重要です。勉強、ビジネスやその他重要な局面においては、反感を抑えて素直さや従順さを貫くよりも、自分が正しいと思うことを貫いて、それをわかりやすく主張できることが必要だと思います。
もちろん、万一自分の「ベストの尽くし方」が的を得ていなかったとしたら、それを見直し、改善して次回に生かすという貴重なレビューを行うことができますよね。
2つ目のポイントは、こちらの記事に続く↓
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