Amélie’s WohnzimmerはAffentorplatzにある、ヨーロッパらしくて可愛らしい雰囲気のカフェです。
ケーキや飲み物はもちろん、フラムクーヘンなどのちょっとしたお食事も充実しているようです。
Affentorplatzと言えばバーやクラブが密集したエリアで、夜は酔っ払いたちで溢れかえっている激しめのエリア… というちょっとネガティブな印象を抱いている方も少なくないかと思いますが、こちらのカフェがあるのは大通りから一本中に入った道で、急にぐっと静かで住宅街のような落ち着いた環境になります。
カフェには外にも結構な数の席がありますが、とっても静かな環境でリラックスしながらケーキ、飲み物やお食事を楽しめると思います。
そのせいもあってか、お客さんは年配めのご夫婦などがメインの印象でした。
ロケーション
トラムのTextorstraßeから徒歩3分ほど、S-bahnならLokalbahnhofから徒歩5〜10分程です。初回は地図を見ながら訪れた方が確実かもしれません。
外から見てもちゃんと表示が出ていて、目に留まりやすい黄色の建物なので、たどり着けばすぐにわかると思います 😉

雰囲気&インテリア
店内はそんなに広くないですが、外にも結構座席があることを考慮すると結構席はある方だと思います。今回初めて訪れましたが、すいていました。土曜日の15時頃に2人で訪れ、ケーキを持ち帰りで注文しました。

混み具合
前述の通り、この時間帯のお客さんはドイツ人の中高年のご夫婦が中心な印象でしたが、店員さんたちは20〜30代と若めな印象でした。
サービス
1名新人さんと、1名ベテランの方、といった感じでした。ケーキを包むのに割と時間がかかっていましたが、サービスは特に問題なく平均的な感じです。ドイツのカフェでケーキを持ち帰りにすると、紙やアルミホイルに紙のトレーを敷いてその上にケーキを乗せて包む、という形式が主流です。
日本のようにきちんとした紙の箱に入れてくれるところは稀で、ドライアイスに関しては入れてくれるお店を見たことがありません。
秋〜春は問題ないですが、夏場は持ち帰ったらケーキが「べちゃ」っとなっている、ということが結構あります (今回は問題ありませんでしたが…) (^^;)
注文したメニュー
① 洋梨のケーキ

② チョコとラズベリーのケーキ

※ メニューはこちらからご確認頂けます。
ケーキはかなり大きめです!でも1個3,50ユーロと、このサイズ感でフランクフルトではかなり良心的なお値段だと思います。ただ、モダンと言うよりはかなりクラシカルなケーキでした。
美味しいですが、甘めだし結構重いです。確かにお客さんは年配の方が多かったけれど、店員さんたちが若かったので今時な感じのカフェなのかと思いましたが、ケーキを食べてみて、どうやらここは伝統的なタイプだなと実感しました。
ケーキは他にもあと数種類ありましたが、どれもチーズケーキやナッツのケーキなどちょっとありきたりなフレーバーばかりで「他では見たことのないケーキ」というのはなく、クリエイティビティには欠けるかなと思いました。
洋梨のケーキは底に洋梨が入っているのですが、そのせいでスポンジケーキの下の段の部分が湿った感じになってしまっているのが個人的にNGでした(湿ったスポンジケーキが苦手です)。
スポンジはブラウンシュガーを使用していると思われる健康的で素朴な味がして、そこは気に入りました。クリームも、決してヨーグルトクリームのようなさっぱり系ではありませんが、でもくどくなく美味しかったです。
チョコとラズベリーのケーキは、トップの部分の固まったチョコの層がとっても美味しかったです。結構分厚くて、固めのチョコ部分が柔らかいチョコのスポンジケーキ部分と相まって良いアクセントになります。
ラズベリーもフレッシュなお味で美味しかったですが、とにかく大きいためこれを1個1人で完食するのは至難の技だなと思ってしまいました (^_^;)
感想
Amélie’s Wohnzimmerは今回初めて訪れ、ケーキのみ持ち帰りで試した印象としてはちょっと「うーん」といった感じでした。カフェの雰囲気は可愛らしくて気に入りましたが、ケーキだけで評価するとかなり伝統的で面白みに欠けます。
ただ、フランクフルトのカフェの中ではなかなか評価が高い方なので、フラムクーヘンなどのお食事系がもしかしたら絶品だったりするのかもしれません。
雰囲気が良いのは確かなので、もしいつか機会があれば、持ち帰りではなく店内で飲み物または軽食を試してみるかもしれません。
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