【おすすめアフリカンレストラン】African Queen フランクフルト エリトリア料理 [ドイツでグルメ]

グルメ

African Queenはアフリカ料理、特にエリトリア料理のお店です。フランクフルトにアフリカ料理のレストランはいくつかありますが、ここはその中でも特に人気なお店のうちの1つです。

エリトリアという国

皆さんはエリトリアという国についてどのくらい馴染みがありますでしょうか?

私は何度かドキュメンタリー系の記事を読んでいた時に「アフリカの北朝鮮」という呼び名で名前が登場して、独裁体制と強制労働、拷問そして極度の貧困に苦しむ国だということを知り、正直ネガティブな印象を持っていました。

エリトリアはアフリカの北東部(地理的にアフリカの角と呼ばれるエリア)に位置し、西にスーダン、南にエチオピア、南東にジブチと国境を接しています。

首都はアスマラで、人口はおよそ550万人弱&面積は約12万平方Km (北海道と九州を足したくらいの広さ、と考えるとイメージがつきやすいかもしれません)、つまり人口密度は1平方Kmあたり約52人です。

日本の人口密度が1平方Kmあたり340人であることからも、面積の割に人口が少ない国であることがわかりますね (日本が高すぎるだけかもしれませんが ^_^;)。アフリカ大陸はそもそも世界的に見ても全体的に人口密度が低い場所ですから、納得です。

経済面では、名目GDPは70億ドル前後と対象の191ヵ国中149位。主要産業は生産性の低い農業、牧畜業と鉱工業ということで、非常に貧しい国であることがわかります。

ちなみに、エリトリアを援助している主要国は、イギリスに次いで日本が2位とのことです。

… さて、エリトリアについての基本情報はこのくらいにして、レストランの話題に戻りましょう 😉

ロケーション

Bahnhofsviertelにあります。トラムのBaseler Platzか中央駅から徒歩3〜5分程です。大きな通りであるGutleutstraßeとStuttgartertsraßeのちょうど角にあるので、 見つけやすいと思います。

雰囲気&インテリア

内装にはすごくこだわりを感じました。レストランに足を踏み入れた瞬間から、異国情緒が漂う感じです。

私はアフリカに行ったことがないので「本場のアフリカっぽい」のかどうかは判断しかねますが、木や動物の毛皮を基調としたインテリアで、なんだか大自然や野生の息遣いを感じられるような気がしました。

混み具合

店内は割と広いです。私たち(大人2人)は土曜日の13時頃に予約なしで訪れましたが、かなりすいていて問題なく座れました。アフリカンレストランの中では人気な方なので、ディナーの時間帯だと混んでいたりするかもしれないですね。

お客さんは、アフリカの人が大半でしたが、アフリカ系以外の人も若干いらっしゃいました。

サービス

注文、サーブ、そしてお会計は、すいていたこともとてもスムーズでした。

ウェイトレスさんはとてもホスピタリティーに溢れていて、まず「アフリカ料理は食べたことありますか?」と聞いて下さって、ないと答えたらメニューを見せながらとても丁寧に説明して下さいました。そのためアフリカ料理初心者でも全く問題ないと思います。

注文する前にしっかりメニューを理解できて、どのような料理か具体的に想像しながら注文できるので、初めて食べる料理であっても不安感は払拭されると思います。

注文したメニュー

① Unsere eritreische Tradition: Von allem ein bisschen auf eine große Platte。Für 2 Personen 30,00 EUR

(私たちのエリトリアの伝統:全ての料理を少しずつ大きなお皿に盛り合わせ。2人分)

※メニューはこちらからご確認いただけます。

アフリカのビール(独自の銘柄やアフリカ限定のGUINESS)やカクテルも複数用意がありました。

どれもアフリカらしい原色系のカラフルな器に盛ってサーブされ、思わず「わぁ〜!」となる感じです。

ベジタリアンの料理がまず左側に4種類。ひよこ豆ベースの、にんにくやスパイスの味がよく効いたインドカレー的な料理です。ほうれん草ベースとじゃがいもベースのものもありました。

この4種類は、インド料理が好きな人はとても口に合うと思います。個人的にもとても美味しいと思いました。

右側は、肉料理。骨つきの鶏肉とゆで卵を、これまたスパイスいっぱいのカレーのようなソースで煮込んだもの。あとはラム肉のカレー風と、野菜と共に煮込んだようなもの。中央には牛肉と野菜をグリルした料理がのっていました。

肉料理の中では、牛肉と野菜のグリルが個人的に一番おいしいと思いました(あまりラム肉のファンでないこともあり)。

ウェイトレスさんもこの牛肉料理がアフリカの人々の間でも人気だと仰っていました。鶏肉もとっても柔らかく煮込んであっておいしかったですが、骨つき肉は食べにくいのと見た目がちょっとエレガントでないため、私たちは滅多に食べません。

左側にある4つのスパイスは、3つが粉もので1つがペースト状でした。このペーストがなんとも初めて食べる味がして「これがアフリカの味か!」と思いました。

他の料理は、インド系やアラブ系の料理と類似していて、そんなに「全く初めての味」ではなかったため、このペーストを付けることで、個人的には「全く初めての味」を体験することができました(具体的に何のスパイスでできているかは不明)。

左上にあるのは米粉クレープのような薄いパン生地です。触った感じは本当に米粉クレープのようで、もっちり&しっとりしています。でも味にちょっと癖があり、なんとなく酸っぱいような味がしました(品質が悪化した酸味とかでは全くありません)。

これはSauerteigだそうです。Sauerteigというのは日本語では「サワー種」と呼ぶらしく(と言われてもピンと来ませんよね ^_^;)、ざっくり言って焼く前の発酵したパン生地です。

イースト菌以外にも乳酸菌が入っているらしく、そのおかげで若干酸味があるのでしょうね。普段乳酸菌の入った製品は基本的にどれも好きなのですが(ヨーグルト、キムチ、納豆等々)、このパン生地に関しては個人的にはあまり好きではない味でした。

食感はすごく好きだったので、味に癖がなければ沢山食べられたのですが。盛り合わせの下に敷いてある薄い生地も、同じものでした。料理がどれもソースっぽいので、生地がふやけていたのが、私は好きではなかったです。

水気でふやけたパン等が元々好きではないので。別皿で同じパンが来るなら、盛り合わせの下に敷かなくてもいいのに、と思いました。

量は、ものすごく多く見えますが、実際プレートがかなり浅いので、大した量ではなかったです。特に私はパン生地があまり好きではなくて全部食べなかったので、非常に満腹、という状態にはなりませんでした。

本場ではこれらを全て手で食べるそうです(手で料理をとってパン生地にのせて、巻いて食べるとのこと)。が、もちろん私たちはフォーク等を使用しつつ食べました(笑)

感想

こちらのレストランは今回初めて訪れましたが、全体的にポジティブな印象を受けました。店内の雰囲気にもこだわりを感じるし、店員さんはとても親切でした。

料理は、アフリカ料理ファンならとっても美味しいと思うのではないでしょうか。本場の味かどうかはわかりませんが、お店の人は皆アフリカ系の方々だったため、本場な可能性が高いです。

盛り合わせは1人15ユーロと、そんなに安いわけではありませんでしたが、普通に1品のメインディシュを頼めばどれも10ユーロ前後とお手頃です。

もし「フランクフルトに美味しいアフリカンレストランない?」と聞かれたらAfrican Queenをオススメすれば正解なのは確かです 😉

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