海外の反応 ハリウッドで万引き家族はアカデミー賞(オスカー)外国語映画賞を逃した!グリーンブックが作品賞を受賞

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第91回目の開催となる、2019年アカデミー賞(オスカー)授賞式がアメリカのロサンゼルスにて2月24日に開催されましたね。

アカデミー賞とオスカーはほぼ同義語

意外とはっきりとした定義が知られていなかったりするため、念のため。「アカデミー賞」と「オスカー」はほぼ同義語として使われますが、正確にはアカデミー賞を受賞した方に授与される立像のことを「オスカー像」と呼びます。

30か国語で報道しているドイツの国際的なメディア「Deutsche Welle (ドイチェ ヴェレ)」でも記事が公開されていました。記事の一部を下記に訳して引用として使用させて頂きます。

海外の反応 ハリウッドでグリーンブックがアカデミー賞(オスカー)作品賞を受賞

批判があったにも関わらず、LAで開催された今年のアカデミー賞授賞式では人種差別に関するロードトリップ劇「Green Book」が作品賞を受賞した。ノミネートされたドイツの候補者たちは手ぶらで帰宅する結果となった。

deutsche welle, NEWS, “Oscars 2019: ‘Green Book’ wins award for best picture“, Date 25.02.2019, Author Richard Connor

ドイツ勢、残念でしたね。ドイツからは外国語映画賞と撮影賞に「Never Look Away (ドイツ語での題名は「Werk ohne Autor*」)」がノミネートされていました。

*第75回ヴェネツィア国際映画祭ではメイン・コンペティションに選ばれた作品です。第二次世界大戦後の東ドイツが始まりの舞台です。アート専攻の男子学生Kurt Barnertは大人になり東ドイツを逃れて西ドイツに移住しますが、ナチス政権下、そして東ドイツ政権下で過ごした幼少期の記憶に苦しむ、というあらすじのようです。 恋愛が絡むようで、学友の女子と恋に落ちたけれど、彼女の父親に猛反対されるとか。私はこの映画を見たことはありませんが、ナチスや東ドイツが絡むと、ちょっとテーマとして重いかなと個人的には思ってしまいます。もし機会があれば見てみたいとは思いますが 🙂

グリーンブック(Green Book)

グリーンブック(Green Book)」についてピーター・ファレリー (Peter Farrelly) 監督は下記のように語っています:

ロサンゼルスのドルビー・シアターのステージにキャストと共に立ち「私たちはこの映画を愛、優しさそして敬意を込めて作成した」とプロデューサー兼ディレクターのピーター・ファレリーは言った。この映画は黒人ミュージシャンと彼の白人運転手の友情を語る。ファレリー曰く「違いにも関わらずお互いを愛すること」がそのコアにある。

DEUTSCHE WELLE, NEWS, “OSCARS 2019: ‘GREEN BOOK’ WINS AWARD FOR BEST PICTURE“, DATE 25.02.2019, AUTHOR RICHARD CONNOR

アメリカ人俳優で60歳のViggo Mortensen (ヴィゴ・モーテンセン) が主演です。

違いに関わらずお互いを愛すること」という考えには強く共感します。歴史を振り返ってみるとこれまで「異なる者を排除する」という思想が強まった時に戦争などの悲しいイベントが起きてきたと思います。

この広い世界で、自分と異なる人がこの世に沢山いるのは当たり前。むしろ自分と似たような人を見つける方が困難なのではないでしょうか。異なる者を排除していたらキリがないですし、そんな考え方では誰も幸せになりません。

皆違って皆良い」。多様性を認め、愛すること。これこそが、世界中の様々な人と仲良くなれて、皆が幸せになれる秘訣だと思っています。

ラミ・マレックが主演男優賞受賞

主演男優賞は「Bohemian Rhapsody (ボヘミアン・ラプソディ)」でFreddy Mercury (フレディ・マーキュリー) を演じた、37歳のエジプト系アメリカ人俳優Rami Malek (ラミ・マレック) が、そして主演女優賞は45歳のイギリス人女優で「The Favourite (女王陛下のお気に入り)」のOlivia Colman (オリヴィア・コールマン) が受賞されました。

マハーシャラ・アリが助演男優賞受賞

助演男優賞は45歳のアフリカ系アメリカ人で「グリーンブック(Green Book)」のMahershala Ali (マハーシャラ・アリ) が、そして助演女優賞は48歳のアフリカ系アメリカ人で「If Beale Street Could Talk (ビール・ストリートの恋人たち)」のRegina King (レジーナ・キング) が受賞されました。

ROMA (ローマ)が外国語映画賞受賞

外国語映画賞はメキシコの作品「ROMA (ローマ)」が受賞しました。外国語映画賞は他に日本、ドイツ、ポーランド、レバノンからの作品がノミネートされていました。

ハリウッドで万引き家族はアカデミー賞(オスカー)外国語映画賞を逃した

ドイツの作品は先述した通りですが、日本からは是枝裕和 (これえだ ひろかず) 監督の「万引き家族 (Shoplifters)」がノミネートされていました。

万引きにより生計を立てていて、非常に貧しいけれど常に笑いが絶えない家族の話ですね。物語の設定が非常に複雑で、貧困、犯罪、家族、東京で社会の底辺で生活している人々の実態等々… 生々しく描かれていて視聴者がとても考えさせられる映画のようです。

アカデミー賞の受賞は逃したものの、非常に興味深い作品であることは間違いないので、是非一度しっかりと見てみたいと思いました。

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